
簿記試験の電卓は2,000〜3,000円台で十分です。それ以上の価格帯は実務や上位資格向けの機能が中心で、2級までなら過剰になります。
ただし価格より先に確認すべきことがあります。持ち込めない電卓が明確に決まっているためです。安いものを買ってから使えないと分かるのが最悪なので、そこから確認します。
まず、持ち込めない電卓を外す
日商簿記では、次の機能を備えた電卓は使用できません。ここに1つでも当てはまると、試験会場で使えません。
- 印刷(出力)機能を備えたもの
- メロディーや音が出る機能を備えたもの
- プログラム機能を備えたもの
- 辞書機能を備えたもの
逆に、次の機能は備えていても問題ありません。多機能に見えても、この範囲なら持ち込めます。
| 機能 | 可否 |
|---|---|
| 四則演算 | 使える |
| 日数計算・時間計算 | 使える |
| 換算機能 | 使える |
| 税計算 | 使える |
| 検算機能 | 音が出なければ使える |
| プログラム機能 | 使えない |
※会話は理解を助けるために構成したものです。志水は本メディアの運営者、あかりは読者代表として設定した架空の人物です。
価格帯ごとの違い
禁止機能を外したうえで、価格帯による差を整理します。
| 価格帯 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 1,000円台 | 桁数が少なめ、キーが小さい、早打ちに追従しにくいことがある | 3級を1回受けるだけの人 |
| 2,000〜3,000円台 | 桁数・キーの大きさ・早打ち対応が揃う。試験用途としては十分 | 2級まで受ける人。ここが中心帯 |
| 4,000円以上 | 耐久性や打鍵感が上がる。実務での長時間使用を想定した作り | 1級・税理士や、実務で毎日使う人 |
電卓は消耗品ではありません。一度買えば試験が終わっても使い続けられるので、極端に安いものを選ぶ理由は乏しいというのが実際のところです。総額への影響は簿記2級の費用の記事でも触れていますが、全体から見れば数千円の差です。
自分に合う1台を、絞り込む?
予算と手の大きさを伝えるから、私が見るべき条件を優先順位つきで教えて。
押すと、この質問が入った状態で開きます(書き換えOK・ログインが必要な場合あり)。
買う前に確認すること
- 印刷・音・プログラム・辞書の4機能が付いていないか
- キーの大きさが自分の手に合うか(実店舗で触れると確実)
- 数字キーを続けて速く押しても取りこぼさないか
- 表示桁数が足りるか(2級では大きめの金額を扱います)
- 電源が太陽電池のみでないか(会場の明るさに左右されます)
まとめ
選ぶ順序は「禁止機能を外す」→「価格帯を選ぶ」です。印刷・音・プログラム・辞書の4機能が付いていると持ち込めません。関数電卓は避けたほうが安全です。
価格は2,000〜3,000円台が中心帯。2級までならここで十分で、4,000円以上は実務や上位資格向けの作りになります。
電卓は一度買えば使い続けられます。キーの大きさと早打ちへの追従だけは、実際に触って確かめてください。
買ったあとの練習まで、決めておく?
電卓を買ったあと、どう練習すれば速くなる? 試験で使う機能も教えて。
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※AIの回答には誤りが含まれることがあります。受験料・試験日程・講座価格などは、本記事および日本商工会議所などの公式サイトで最新の情報をご確認ください。
- 日本商工会議所 簿記検定 試験当日に使用できる電卓・計算機の取り扱い
- 各資格スクールが公表する電卓の選び方に関する解説(2026年8月時点)
試験制度・受験料・講座価格は変更される場合があります。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
