
働きながら簿記2級を取る場合、3級を持っていて独学なら、1日2時間で約5ヶ月が目安です。通信講座を使えば同じ1日2時間で約3.5ヶ月まで縮みます。
必要な勉強時間は「3級を持っているか」「講座を使うか」の2つでほぼ決まります。この記事では1日の勉強時間から必要な月数を逆算できる表を用意しました。自分の生活時間に当てはめてください。
※会話は理解を助けるために構成したものです。志水は本メディアの運営者、あかりは読者代表として設定した架空の人物です。
必要な勉強時間は「3級の有無」と「講座の有無」で決まる
各資格スクールが公表している標準的な学習時間の目安は、次のとおりです。
| あなたの状況 | 必要な勉強時間 | この記事での計算値 |
|---|---|---|
| 3級保有・独学 | 250〜350時間 | 300時間 |
| 簿記がはじめて・独学 | 300〜500時間 | 400時間 |
| 通信講座を使う | 150〜250時間 | 200時間 |
講座を使うと独学より100時間ほど短くなるのは、範囲の絞り込みと順序が設計されているためです。以下の逆算表では、各レンジの中央値を使って計算しています。
逆算表:1日の勉強時間から必要な月数を出す
毎日勉強した場合の必要月数です。自分の行に当てはめてください。
| 1日の勉強時間 | 3級保有・独学 | はじめて・独学 | 講座を使う |
|---|---|---|---|
| 1時間 | 約10ヶ月 | 約13ヶ月 | 約7ヶ月 |
| 1.5時間 | 約7ヶ月 | 約9ヶ月 | 約4.5ヶ月 |
| 2時間 | 約5ヶ月 | 約7ヶ月 | 約3.5ヶ月 |
| 3時間 | 約3.5ヶ月 | 約4.5ヶ月 | 約2.5ヶ月 |
ただしこれは毎日続けた場合の数字です。平日だけ(週5日)のペースなら、上の月数を1.4倍して見てください。1日2時間・週5日で3級保有・独学なら、約7ヶ月という計算になります。
働きながらの計画で外しやすい3つの点
簿記2級は商業簿記60点・工業簿記40点で、合格ラインは70点。工業簿記を捨てると合格できません。3級には無い分野なので、全体の3〜4割は工業簿記に充てる前提で計画してください。
統一試験は年3回(6月・11月・翌2月)ですが、ネット試験は随時受けられます。「次の統一試験まで2ヶ月しかない」場合は、無理に間に合わせるよりネット試験で1ヶ月後ろにずらすほうが合理的です。日程の自由度は働きながらの人にとって大きな利点です。
インプットに時間を使いきって、答案練習の時間が残らないケースが多く見られます。簿記は手を動かさないと点数にならない試験です。総時間の3割程度は演習に残しておいてください。
3つの質問で、自分のペースを決める
まだ迷っている人へ
まとめ
働きながら簿記2級を目指す場合、3級保有・独学で1日2時間なら約5ヶ月、通信講座を使えば約3.5ヶ月が目安です。平日だけのペースなら1.4倍して見てください。
計画で外しやすいのは、工業簿記の時間を見込まないこと、試験日から逆算しないこと、演習の時間を残さないことの3つです。
ネット試験なら日程を自由に選べます。間に合わないと感じたら、無理に詰め込むより受験日をずらす判断も持っておいてください。
- 日本商工会議所「商工会議所の検定試験」受験者データおよび受験料・試験方式
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試験制度・受験料・講座価格は変更される場合があります。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
