運営者 志水恵臣(日商簿記3級・2級)
運営者
志水 恵臣日商簿記3級・2級
滋賀大学経済学部卒。合同会社VIAのCOOとして経理・会計の実務に携わる。
この記事の結論

受験前に「受かる気がしない」と感じたときは、問題集の正答率と本番までの残り期間で判断できます。感覚で決めると、まだ間に合う人が諦め、間に合わない人が突っ込むことになります。

この記事では正答率×残り期間の判定表から、独学継続・講座・受験日の延期の3つを切り分けます。すでに受験して落ちた方は、原因の切り分けが違うので別記事のほうが役に立ちます。

合格ライン70
工業簿記の配点40
独学の標準時間250-350時間
講座利用の標準時間150-250時間

※会話は理解を助けるために構成したものです。志水は本メディアの運営者、あかりは読者代表として設定した架空の人物です。

読者代表 あかりのイラストあかり
あかり問題集が半分も解けなくて、本番までに間に合う気がしません。
運営者 志水のイラスト志水
志水その感覚は数字に置き換えられます。いま何割解けるかと、残り何週間あるか。この2つで判断しましょう。

「受かる気がしない」の正体は3つ

1
工業簿記に手をつけていない

配点は商業簿記60点・工業簿記40点。工業簿記が白紙のままだと、感覚として「まだ半分も終わっていない」になります。実際その通りで、残り40点分が丸ごと残っています。

ただし工業簿記は商業簿記より出題パターンが安定しており、範囲も狭い。着手すると想像より早く形になります。

2
インプットだけで判断している

テキストを読んだ段階で「分からない」と感じるのは自然です。簿記は解いてはじめて身につく科目なので、演習前の手応えで合否を判断する意味はほとんどありません。まず基本問題を1周してから判断してください。

3
満点を取ろうとしている

合格ラインは70点です。30点は落としてよい試験で、すべての論点を完璧にする必要はありません。難問を潰そうとして基本問題の演習が止まっていると、実力より手応えが低く出ます。

判定表:正答率×残り期間

市販の問題集(基本レベル)で、いま何割解けるかを基準にします。

基本問題の正答率本番まで判定やること
7割以上4週間以上間に合う総合問題と時間配分の練習へ。論点の追加はしない
5〜7割8週間以上間に合う弱点論点を絞って演習。特に工業簿記を優先
5〜7割4週間未満要判断受験日を延ばすか、取れる論点に絞るかを選ぶ
3〜5割8週間以上要判断進め方を見直す。順序が設計された講座も選択肢
3〜5割4週間未満延期を推奨ネット試験なら日程を後ろにずらせる
3割未満期間を問わず土台を確認3級の仕訳が反射で出るか確認する
読者代表 あかりのイラストあかり
あかり「延期」が選択肢に入るんですね。逃げている気がしてしまって。
運営者 志水のイラスト志水
志水受験料は1回5,500円かかります。仕上がっていない状態で受けるより、1ヶ月ずらすほうが総コストは小さいことが多いです。ネット試験なら随時受けられますから。

3つの選択肢を比較する

選択肢追加費用向いている人
独学を継続0円正答率5割以上で、期間に余裕がある人
受験日を延期0円
(申込前なら)
期間が足りないだけで、進め方は間違っていない人
通信講座に切替19,800〜88,800円何が分からないか自体が分からない人。標準時間も100時間ほど短くなる

今の自分が間に合うのか、判定してもらう?

正答率と残り期間を伝えるから、このまま受けて間に合うのか判定して。

押すと、この質問が入った状態で開きます(書き換えOK・ログインが必要な場合あり)。

3つの質問で決める

Q1
工業簿記の基本問題に着手していますか? していない → まだ判断できません。40点分が手つかずなので、着手してから測ってください。 している → Q2へ。
Q2
基本問題の正答率は5割を超えていますか? 超えている → 進め方は合っています。演習量を足せば届きます。 超えていない → Q3へ。
Q3
3級の仕訳は、見た瞬間に借方・貸方が出てきますか? 迷う → 3級の仕訳に戻ってください。遠回りに見えて最短です。 出てくる → 進め方の問題です。講座で順序を設計してもらうか、受験日を延ばして演習量を確保してください。

まだ迷っている人へ

読者代表 あかりのイラストあかり
あかりすでに1回落ちている場合も、この判定表でいいですか?
運営者 志水のイラスト志水
志水受験後は実際の得点という精度の高い材料があるので、そちらで判断するほうが正確です。得点帯ごとの切り分けは別記事にまとめています。
読者代表 あかりのイラストあかり
あかり周りは1ヶ月で受かったと言っていて、焦ります。
運営者 志水のイラスト志水
志水標準的な学習時間は独学で250〜350時間です。1ヶ月は標準から外れた事例なので、基準にすると計画を誤ります。ご自身の残り時間で測ってください。

まとめ

受験前の「受かる気がしない」は、工業簿記の未着手・インプット段階での判断・満点狙いのいずれかであることが多く、実力の問題とは限りません。

判断は基本問題の正答率×残り期間で行ってください。5割を超えていて期間があるなら、進め方は間違っていません。

足りないのが期間だけなら、受験日を延ばすのは合理的な選択です。ネット試験なら随時受けられます。

残り期間の計画を、立て直す?

やることが多すぎて手がつかない。優先順位をつけて、今週やることまで落として。

押すと、この質問が入った状態で開きます(書き換えOK・ログインが必要な場合あり)。

※AIの回答には誤りが含まれることがあります。受験料・試験日程・講座価格などは、本記事および日本商工会議所などの公式サイトで最新の情報をご確認ください。

参考にした情報源

試験制度・受験料・講座価格は変更される場合があります。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。