
簿記2級に受からないとき、次にとる手は直近の得点と受験回数で決まります。同じ「不合格」でも、65点で落ちた人と45点で落ちた人では原因も対策もまったく別です。
この記事では、受からない原因を5つに整理したうえで、得点帯×受験回数の判定表から次の一手を出します。独学を続けるか、講座に切り替えるか、受験方式を変えるか——迷う必要はありません。
※会話は理解を助けるために構成したものです。志水は本メディアの運営者、あかりは読者代表として設定した架空の人物です。
受からない5つの原因
配点は商業簿記60点・工業簿記40点で、合格ラインは70点。商業簿記が満点でも、工業簿記で10点取らなければ合格できません。
工業簿記は3級に無い分野で、原価計算という別の考え方を新しく学びます。「まず商業簿記を固めてから」と後回しにすると、最後まで手が回らないまま本番を迎えることになります。
テキストを読み込んでも、簿記は手を動かさないと点数になりません。読んで理解できることと、制限時間内に自力で解けることは別です。総学習時間の3割程度は演習に残してください。
2級は3級の内容を前提に組まれています。仕訳の借方・貸方が反射で出てこない状態だと、2級の論点を積み上げる土台が足りません。40点台で止まっている場合は、この可能性が高いです。
ネット試験はパソコン画面で解答します。電卓と画面を往復する操作、金額の入力方法、計算用紙の使い方は、紙で練習しているだけでは身につきません。実力はあるのに形式で落とすケースがあります。
難しい問題に時間を使いすぎて、取れるはずの問題に手が回らないパターンです。70点は満点ではありません。捨てる問題を決める練習も、本番の点数に直結します。
判定表:あなたが次にとるべき手
直近の得点と受験回数から、次の一手を判定します。
| 直近の得点 | 受験回数 | 次の一手 | 理由 |
|---|---|---|---|
| 60〜69点 | 1回目 | 独学を継続 | 土台はできている。弱点論点を絞って演習を足せば届く範囲 |
| 60〜69点 | 2回目以上 | 対策を変える | 弱点が固定化している。同じやり方の反復では抜けにくい |
| 40〜59点 | 1回目 | 学習量を足す | 純粋に演習量が不足している段階。進め方自体は間違っていない |
| 40〜59点 | 2回目以上 | 講座を検討 | 進め方の問題である可能性が高い。順序を設計してもらうほうが早い |
| 40点未満 | 回数を問わず | 3級に戻る | 2級の土台が不足している。3級の仕訳を固めるほうが結果的に早い |
3つの選択肢を比較する
判定表で「対策を変える」「講座を検討」に当たった場合の選択肢です。
| 選択肢 | 追加費用 | 追加時間 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 独学を継続 | 6,050円 (受験料のみ) | 50〜100時間 | 60点台で落ちた人。弱点が自分で特定できている |
| 通信講座に切替 | 19,800〜88,800円 +受験料 | 150〜250時間 | 2回以上落ちている人。何が分からないか自体が分からない |
| 受験方式を変える | 6,050円 (受験料のみ) | 10〜20時間 | 統一試験で落ちた人。日程を待たずに受け直したい |
受験方式の変更は見落とされがちです。公表データ上はネット試験のほうが合格率が高い傾向で(ネット34.6%/第171回統一23.6%)、しかも随時受けられるため次の機会を数ヶ月待つ必要がありません。出題範囲と難易度は同じとされています。
自分がどの原因か、切り分ける?
商業簿記だけ点が取れない。得点の内訳を伝えるから、原因がどれか一緒に切り分けて。
押すと、この質問が入った状態で開きます(書き換えOK・ログインが必要な場合あり)。
3つの質問で決める
まだ迷っている人へ
まとめ
受からない原因は、工業簿記の後回し・インプット偏重・3級の土台不足・形式への不慣れ・時間配分の5つに集約されます。
次の一手は直近の得点と受験回数で決まります。60点台の1回目なら独学継続、2回目以上なら対策の変更、40点台が続くなら3級に戻る。これが最短です。
受験方式の変更も選択肢です。ネット試験なら随時受けられ、数ヶ月待つ必要がありません。
次の一手を決めきる?
独学を続けるか、講座に切りかえるか決めたい。必要なことを質問して、私の場合の結論を出して。
押すと、この質問が入った状態で開きます(書き換えOK・ログインが必要な場合あり)。
※AIの回答には誤りが含まれることがあります。受験料・試験日程・講座価格などは、本記事および日本商工会議所などの公式サイトで最新の情報をご確認ください。
- 日本商工会議所「商工会議所の検定試験」受験者データおよび受験料・試験方式
- 各通信講座の公式サイト表示価格・標準学習時間(2026年8月時点)
試験制度・受験料・講座価格・法令の運用は変更される場合があります。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
