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インプットは電子書籍で足ります。ただし問題演習は紙のほうが速い。簿記は「書きながら解く」科目だからです。
分けて考えてください。読む本は電子、解く本は紙。これが現実的な使い分けです。
用途ごとに向き不向きがある
- 通読。最初に全体を一周するときは電子で十分
- 持ち運び。4冊ぶんを通勤中に持ち歩ける
- 検索。「貸倒引当金」がどこに出たか一瞬で戻れる
- 置き場所。紙の本が増えない
- 仕訳の書き込み。手を動かしながらでないと定着しにくい
- 問題集の反復。問題と解説を行き来する回数が多い
- 大きな表。精算表や財務諸表は画面に収まらない
- 付箋と書き込み。間違えた箇所に印を残す作業
決定的なのは3つ目の「大きな表」です。2級では精算表・財務諸表・原価計算表といった、横に広い表を扱います。スマートフォンでは全体が見えず、タブレットでも紙に劣ります。全体を一目で見渡せるかどうかが、理解の速さを分けます。
※会話は理解を助けるために構成したものです。志水は本メディアの運営者、あかりは読者代表として設定した架空の人物です。
試験本番が紙だという事実
見落としがちですが、統一試験もネット試験も、計算用紙と筆記具を使って解きます。ネット試験は解答を画面に入力しますが、下書きは手書きです。
つまり学習の最終段階では、紙に書いて解く動作そのものに慣れる必要があります。電子書籍で完結させてしまうと、この練習が抜けます。問題集だけは紙を勧めるのは、この理由が大きいです。
受験方式による違いは簿記2級はCBTと統一試験どちらが有利かにまとめています。
自分の学習環境で電子が成立するか見る
電子書籍だけで簿記2級の勉強を進められるか知りたい。
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※AIの回答には誤りが含まれることがあります。出題範囲・受験料・試験日程・講座内容などは、本記事および日本商工会議所や各講座の公式サイトで最新の情報をご確認ください。
電子で買っていい本、買わないほうがいい本
| 本の種類 | 電子 | 補足 |
|---|---|---|
| テキスト(インプット用) | 電子でよい | 読むのが主な用途。検索が効くぶん有利 |
| 一体型テキスト | 条件つき | 問題パートが多いなら紙のほうが扱いやすい |
| 問題集 | 紙を勧める | 書き込みと往復が多い。電子は手数が増える |
| 予想問題集・模試 | 紙を勧める | 本番の形式に慣れるための本なので紙一択 |
この分け方なら、電子にできるのはテキストの側だけになります。2級の標準構成が2〜4冊なので、電子化できるのは半分というイメージです。持ち運びの負担はそれでも減ります。
無料PDFという選択肢
電子で読みたいだけなら、買わずに済む方法もあります。無料の学習サービスがテキストをPDFで配布しており、画面で読むぶんには市販テキストと同じことができます。
- 印刷すると無料ではない。2級の分量だと印刷代が数千円になる
- 書き込みは別アプリが要る。PDFに直接書くなら対応端末が必要
- 会員登録が要るサービスが多い
提供範囲は簿記2級の無料学習サイトはどこまで使えるかで整理しています。必要な冊数そのものはテキストは何冊必要かをご覧ください。
まとめ
テキストは電子、問題集は紙。これが簿記2級での現実的な分け方です。インプットは読むだけなので電子の利点がそのまま効きますが、演習は書き込みと往復が多く、電子だと手数が増えます。
決め手は精算表や財務諸表のような横に広い表と、試験本番が紙と電卓であるという2点です。最終段階で紙に書いて解く練習は外せません。
読むだけなら、無料でPDFを配布しているサービスもあります。電子化のために端末を買い足すのは本末転倒なので、手持ちの端末で収まる範囲にとどめてください。
紙と電子の配分を決める
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※電子書籍の提供状況・価格は出版社や販売ストアによって異なります。試験制度・持ち込み可能なものは変更される場合があります。受験前に必ず日本商工会議所の公式サイトで最新の情報をご確認ください。



